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子どもを支える
大人の方へ
子どもから相談を受けている方へ
あなたの近くに、
SOSの声をあげたくても一歩を踏み出せない、
自分がどこに相談したらいいかわからない、
自分の居場所を失っていることすら気づかない、
そういう子どもがいませんか。
子どもから相談を受けているけれど、この後どこにつなげればいいのかわからない、
相談機関に相談はしたけれど、なかなか動いてもらえない、
そう感じることはありませんか。
私たちレラピリカでは、
子どもの助けを求める声を広く拾っていくために、
子どもから相談を受けている支援者の方の存在が非常に大切だと考えています。
そこで、支援者の方からの相談についても出来る限り対応したいと考えています。
(相談事例については、こちらをご覧ください。)
まずは、レラピリカ事務局(011−272−3125011−272−3125)までお電話にて相談ください。
寄付を検討されている方へ
レラピリカの運営は、公費助成と皆様からの支援で成り立っています。
我々は、子どもの問題について関心を寄せていただいている皆様に、
広く支援をしていただきたいと考えています。
レラピリカにご支援をいただく方法として、
(1)「寄付」をしていただく方法と、
(2)「会員」になっていただいて定期的に会費を納入していただく方法があります。
詳しくは、以下をご覧ください。
(1) 寄付をする
下記の銀行口座に、寄付をいただく金額をご送金ください。
その際には是非、下記の寄付申出書をダウンロードしていただいてFAXまたは郵送していただくか、寄付フォームから住所・氏名等をお知らせください(ゆうちょ銀行への送金の場合には「通信欄」に記載していただくこともできます。)。
寄付をいただき、住所・氏名等をお知らせいただいた方には、活動報告のニュースレターを送付させていただきます。
もちろん、匿名での寄付も受け付けております。
(2) 会員になる
会員になっていただくには、①入会申込みを行っていただき、②入会金及び会費を指定口座に送金していただく必要があります。
① 入会申込み
入会申込みについては、下記の入会申込書をダウンロードしていただいてFAXまたは郵送いただくか、入会申込みフォームに必要事項を記入して送信ください。
会員の種別は次の2種類があります。
-
ア 正会員:
総会への出席権と議決権があります。NPO法人における社員にあたります。
個人の方のみが正会員となることができます。
入会金:10万円 年会費:5万円 -
イ 賛助会員:
総会への出席権と議決権はありません。資金面での賛助となります。
入会金:なし 年会費:5000円(1口)
② 入会金及び会費の送金
入会申込書を提出して申込みをされた方は、入会申込書に記載の銀行口座に入会金及び会費(初年度分)の送金をお願いいたします。
入会申込みフォームにて申込みをされた方に関しては、事務局より受け付けたことをお知らせする連絡が参りますので、入会金及び会費(初年度分)の送金をお願いします。
正会員・賛助会員の双方とも、会員登録完了後、会員証の発行、活動報告のニュースレターの送付(年2回を予定)、各種イベントの告知を、入会申込みの際にお届けいただいた住所に行わせていただきます。
相談事例
相談事例1 ハナさんの場合
ハナさんは、17歳の高校2年生の女の子です。お父さんと、13歳で中学1年生の弟と10歳で小学5年生の妹と一緒に賃貸アパートで生活しています。
ハナさんは定時制の高校に通いながら、日中はスーパーでアルバイトをして頑張っていました。朝は弟や妹を学校に送り出してから、アルバイトに出かけるという生活がもう1年以上続いています。今年に入ってから、お父さんから「お金が必要だから少しの間だけ貸して欲しい」と言われ、ハナさんが将来専門学校に進学するときの学費としてためていたお金を貸してあげました。ところが、半年たっても返すという話が出てこないので、いつ返してもらえるのか聞いたところ、お父さんから殴られ、アルバイト代が入ってくる通帳も取り上げられてしまいました。ハナさんはアルバイト代から弟や妹の服や部活の費用も出してあげていたのに、通帳を取り上げられてしまったので、弟や妹のものだけでなく、自分のものすら買えません。
担任の先生に相談したところ、「アルバイト代の入る通帳は返してもらうようにお父さんに交渉してみたら」とアドバイスを受けたので、勇気を振り絞って話をしてみたところ、怒鳴りつけられ、「お前なんか進学しなくていいんだ!働け!」と言われてしまいました。
再び担任の先生に相談したところ、子どもシェルターというものがあると紹介してもらいました。
相談事例2 サキさんの場合
サキさんは、高校を卒業してから寮があるホテルで働いている、あと1ヶ月で19歳になる女の子です。仕事を始めて半年がたったところで、頑張りすぎたのか、過労で倒れ、腎炎になっているということで、仕事を長期に休まなければならなくなり、職場復帰の目処は立っていません。会社の就業規則で勤務3年未満の休職期間は3ヶ月と決まっていたため、休職を始めてから3ヶ月を迎える来週末には、会社を退職して、寮もでなければならなくなりました。サキさんの両親はサキさんが3歳のときに離婚し、サキさんは親権者のお父さんと一緒に暮らしてきましたが、お父さんはサキさんが働き始めてすぐに亡くなってしまっています。
サキさんは、児童相談所に連絡してみましたが、18歳を超えているということで対象外と言われました。お金もなく、住むところもないので、高校時代の友人に相談したところ、「子どもシェルターがあるよ」と教えてもらいました。
相談事例3 ツボミさんの場合
ツボミさんは、高校3年生の女の子です。自分の希望する職種につくための専門学校への進学を希望していましたが、両親は大学への進学を熱望していました。学校の進路希望調査が迫り、ツボミさんは両親との話合いを繰り返していましたが、お互いに言ってはいけない言葉をぶつけ合って喧嘩になってしまいました。両親から、「言うことが聞けないなら、出て行け。」とまで言われて、ツボミさんは家から閉め出され、ツボミさんは友達たちの家を転々と泊まり歩いています。家を出てから2週間近くになりましたが、ツボミさんと両親は、どちらも気まずいので、全く連絡も取り合っていません。ツボミさんの話を聞いた友人のお母さんが、「このままではいけない、自分一人ではご両親と話ができないのなら、しかるべきところに相談してみた方がいい。」と子どもシェルターの電話を教えてくれました。